ドクダミ茶
■ドクダミ茶
ドクダミ科ドクダミ属の植物で、湿った半日陰地に自生する宿根草です。住宅の回りでも、日当たりの良くないところに生えていることがあり、よく目にする植物ではないでしょうか。虫も寄り付かないほどの強い臭気がありますが、これは強い殺菌力があるためです。開花期の葉を乾燥させたものは、臭気が少なく、昔から薬草としてよく使われています。
漢方薬では十薬(じゅうやく、重薬)と言い、利尿作用、動脈硬化の予防作用などに効果があります。
ドクダミには、デカノイルアセトアルデヒド、ラウリールアルデヒト、クエルシトリン、イソクエルシトリンなどが含まれています。
〈デカノイルアセトアルデヒド〉
生のドクダミに含まれる臭気成分。強い抗菌作用がある。
乾燥させると無臭になるが、酸化されて抗菌効果は失われる。
殺菌作用が蓄膿症の改善、利尿作用が便秘の改善に効果がある。
〈ラウリールアルデヒト〉
ドクダミに含まれる臭気成分で、抗菌作用がある。
〈クエルシトリン〉
フラボノイドの一種。
柑橘類、タマネギやソバをはじめ多くの植物に含まれる。
黄色い色素で、古くは染料として用いられている。
強い抗酸化作用を示し、抗炎症作用、ヒスタミンの生成抑制、細胞増殖に関わるいくつかの酵素を阻害する働きがある。
利尿作用、動脈硬化の予防として使われている。