金柑(きんかん)
■金柑(きんかん)
ミカン科キンカン属の常緑低木の総称で、観賞用として庭木として植えられることも多い植物です。
柑橘類の中では最も小さく、果実を皮ごと食用にします。
咳や、のどの痛みに効果があるとされ、漢方では金橘(きんきつ)という生薬名です。
皮に、ポリフェノールの1種であるフラボノイドが多く含まれています。
ミカンやグレープフルーツよりビタミンCが豊富で、風邪薬、消炎薬として使われます。
〈フラボノイド〉
植物に広く含まれる有機化合物。柑橘類の皮などから抽出され、血圧降下作用をもつ。
酸素の多く発生する場所に存在し、着色料として使用される。
強い抗酸化力がみられるフェノール部位を持つ植物も多く、ポリフェノールの一種として分類されるものもある。
<ビタミンC>
アミノ酸の生合成に利用される成分で、ホルモンの分泌、脂肪酸をミトコンドリアに運ぶための担体であるL-カルニチンの合成などを行っている。
また体内でコラーゲンを生成する時にも必要。
コラーゲンは、細胞内の至る所に存在し、肉体に適度の硬さと柔軟性を与えている。
ビタミンCが不足するとコラーゲンの同化が進行せず、歯のぐらつき・血管の脆弱化・皮膚からの出血・怪我の回復や免疫機能の低下・軽度の貧血など、壊血病の諸症状
が出る。また、コラーゲンを多く含む骨にも影響を与える。
ビタミンCは強い抗酸化作用を持つため、食品に酸化防止剤として添加されていることが多い。
人間の体内では合成できないため、必要量をすべて食事などによって外部から摂取する必要がある。