グレープフルーツ
■グレープフルーツ
亜熱帯を原産とする柑橘類で、皮の色により様々な種類があります。
生で食べるほかに、ジュースや菓子など加工食品に用いられています。
果肉には、ビタミンCが豊富に含まれていますが、皮に抗酸化作用、抗ヒスタミン作用の高いペクチンが豊富に含まれています。また他の柑橘類に比べ、苦味が強いのですが、苦味成分「ナリンジン」はフラボノイドの一種で、精神をおちつかせ、ストレス解消に効果があります。
ただしグレープフルーツは、薬剤との組み合わせにより、相互作用があるので気を付けなければなりません。
果肉に含まれるフラノクマリンには、薬物代謝酵素(解毒酵素)を阻害することがあるからです。
特に高血圧治療に使われるカルシウム拮抗剤という系統の薬は、フラノクマリンの影響を強く受けます。作用の現れ方には個人差がありますが、市販の風邪薬にも副作用が出ると言われています。
〈ナリンジン〉
グレープフルーツやはっさくなどの果皮付近に多く含まれるフラバノンの配糖体で、柑橘類の苦味や刺激感の元。
血中脂肪酸を分解する働きがあり、免疫力を高める。
また、抗アレルギー作用を持ち、花粉症の症状を緩和する。
食欲を抑える働きもある。。
〈ペクチン〉
植物の細胞壁や中葉に含まれる多糖類。主に増粘安定剤として食品に添加されている。
食物繊維として、人の消化酵素では分解されない成分を排出する。
整腸作用やコレステロール低下作用などを有する。
また抽出する植物の種類によって、アレルギー緩和作用がある。