春菊
■春菊
地中海沿岸が原産の植物で、ヨーロッパではおもに観賞用として栽培されています。日本では葉と茎を食用します。
ビタミン類、カルシウム、鉄分が豊富に含まれており、肝臓や腎臓に効く漢方薬としても用いられています。
特に緑黄色野菜に多く含まれるβーカロテンが豊富で、抗アレルギー作用があります。
<ビタミン>
生物の生存・生育に必要な栄養素のうち、炭水化物やタンパク質、脂質、ミネラル以外の栄養素。
糖質、脂質、たんぱく質、ミネラル、ビタミンの5種類を五大栄養素という。
ほとんどの場合、生体内で合成することができないため、主に食料によって摂取しなければならない。
生体内で、酵素が活性化するために必要な補助要素として機能している。
ビタミンが欠乏すると、酵素が関係する代謝系の機能不全症状が現れてくる。特に成長に障害が出たり、免疫系の病気が起きやすくなるため、1日あたりの必要摂取量が
定められている。
〈カルシウム〉
金属元素のひとつ。人体の必須元素で、生体内には約1kgあり、そのうち99%は骨や歯に存在する。
脳の活動を促す働きがあり、骨の主成分。不足すると、精神が不安定になる。
マグネシウムも同時に摂取しなければ吸収されにくい。
〈鉄分〉
金属元素のひとつで、赤血球の中に含まれているヘモグロビンが、酸素を運搬するときに鉄のイオンを利用する。
体内の鉄分が不足すると、酸素の運搬量が十分でなくなり鉄欠乏性貧血を起こすことがある。
人間の体には鉄を排出する効率的なメカニズムがなく、粘膜や粘液に含まれる少量の鉄が排出される。また、吸収できる鉄の量も非常に少ない。
しかし血中の鉄分量が増えすぎると、鉄の吸収をコントロールしている消化器官の細胞が破壊され、心臓や肝臓に損傷が及ぶ。
<βーカロテン>
緑黄色野菜などが持つ黄色い色素成分。体の中では脂肪組織に蓄えられて、肝臓や小腸の粘膜で必要なときにビタミンAに変換される。