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紫蘇(しそ)

■紫蘇(しそ)

シソ科シソ属の植物で、実や葉を香味、香辛料など食用として利用しています。
一般的に大葉(おおば)と呼ばれる鮮やかな緑色をした「青紫蘇」と、梅干しなどの着色に使われる「赤紫蘇」があります。
漢方薬では、赤紫蘇の葉を「蘇葉」(そよう)または「紫蘇葉」(しそよう)といい、気が停滞している状態を改善する、精神を安定させる目的に使われます。
熟した果実を「蘇子」(そし)といい、咳、喘息、便秘などの治療に用いられています。
アレルギー疾患で注目したいのは、葉に含まれるロズマリン酸という成分。
これがポリフェノールの一種で、炎症を起こす酵素を阻害する働きがあることが分かっています。
ロズマリン酸は、赤紫蘇の方に多く含まれ、青紫蘇には、白血球の中の腫瘍壊死因子と言われる物質を減らす成分が多く、白血球の活性化を抑える作用があります。
また紫蘇の趣旨から抽出されるシソ油には、αーリノレン酸が豊富で、アレルギー症状を軽減させる働きがあります。


〈ロズマリン酸〉
ポリフェノール成分のひとつであるタンニン類。
体内に取り込まれた麦芽糖を分解する酵素マルターゼを阻止して、ブドウ糖に分解させない働きがある。

〈ポリフェノール〉
ほとんどの植物に含有され、5000種類以上見つかっている。
光合成によってできる植物の色素や苦味の成分。
植物細胞の生成、活性化などを助ける働きをもつ。
香料や色素として食品、化粧品に使われていたが、動脈硬化や脳梗塞を防ぐ抗酸化作用、ホルモン促進作用が向上すること医薬、健康補助の分野でも注目される成分。

〈αーリノレン酸〉
植物の種子油に多く含まれる成分。
栄養学では、摂取することが必須の栄養素である必須脂肪酸のひとつ。
アレルギー反応が軽くなることが分かっている。

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