生姜(しょうが)
■生姜(しょうが)
ショウガ科の多年草であり、食材・生薬として利用されています。日本では、古事記にも記載されているように、古くから効能が知られており、好まれてきました。
香辛料として使われることが多い食材ですが、世界の国々では飲料やお菓子の材料としても利用されます。
漢方薬では、生のものを生姜(しょうきょう)といい、発散作用、健胃作用、鎮吐作用があります。
発散作用は、発汗により寒気を伴う風邪の初期症状の治療に使われ、健胃止嘔作用は胃腸の冷えなどによる胃腸機能低下などに効果があります。
乾燥したものを、乾姜(かんきょう)といい、興奮作用、強壮作用、健胃作用があります。
生よりも乾燥させた方が「辛熱」の性質が強いといわれ、胃腸の冷えによる機能障害では乾姜を使う場合が多いようです。
生姜の辛味成分を、ショウガオール(ジンジャーオール)と言います。
ショウガオールには、白血球の活性化を抑える効果、殺菌作用、抗酸化作用があります。
〈ショウガオール〉
生姜に含まれる精油成分。生のものに含まれるのが、ジンゲロール。加熱することでショウガオールに変わる。
ジンゲオールは肝臓障害を予防する効果ある。
ショウガオールは血管を収縮させるプロスタグランチンの働きを弱める。
そのため、血管を広げ血液を通りやすくし、鎮痛、鎮咳、解熱の効果がある。