蓮根(れんこん)
■蓮根(れんこん)
花粉症治療の民間療法の中に、蓮根をすりおろした絞り汁を鼻の穴になるという方法があります。
蓮根は、ハスの地下茎が肥大した物で、食用に栽培されています。
縁起ものとして、煮物などに欠かせない野菜ですが、花粉症の治療に効果があるという成分が含まれています。
民間療法なのですが、蓮根をすりおろした絞り汁を鼻の穴に塗りつける方法が一般的です。
蓮根の成分は、水分・炭水化物・タンパク質・灰分・カリウム・ビタミンですが、なかでもビタミンCとでレクチンという物質が、アレルギー症状の緩和に期待されるものです。
<ビタミンC>
アミノ酸の生合成に利用される成分で、ホルモンの分泌、脂肪酸をミトコンドリアに運ぶための担体であるL-カルニチンの合成などを行っている。
また体内でコラーゲンを生成する時にも必要。
コラーゲンは、細胞内の至る所に存在し、肉体に適度の硬さと柔軟性を与えている。
ビタミンCが不足するとコラーゲンの同化が進行せず、歯のぐらつき・血管の脆弱化・皮膚からの出血・怪我の回復や免疫機能の低下・軽度の貧血など、壊血病の諸症状が出る。また、コラーゲンを多く含む骨にも影響を与える。
ビタミンCは強い抗酸化作用を持つため、食品に酸化防止剤として添加されていることが多い。
人間の体内では合成できないため、必要量をすべて食事などによって外部から摂取する必要がある。
<レクチン>
タンパク質の1種で、細胞膜の糖鎖と結合して細胞凝集反応などを起こす。
レクチンは、体内の細菌を見つけ、免疫細胞(マイクロファージ)に、細胞の存在を知らせる役割をする。